米国駐在や留学前に必読!アメリカ史に関するオススメ書籍3選
今回は、アメリカ史に関するオススメ書籍を紹介したいと思います。
アメリカは建国約250年の”歴史の浅い国”と見なす人もいますが、アメリカは連続して現存する民主主義国家としては世界最長の歴史を持ちます。私はアメリカ在住6年目ですが、多様性豊かでイノベイティブな米国の歴史に興味を持ち始めてから、アメリカ史に関する書籍を10冊以上読んできました。その中で特にオススメな書籍3冊を紹介します。
オススメ①:若い読者のためのアメリカ史
- Amazonレビュー:4.3
- 発売日:2018/12/22
- 著者:ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン(イェール大学で、アメリカ史研究により博士号を取得した歴史学者。物語として読ませる手法に定評あり)
- こんな方にオススメ:アメリカ史の基本を網羅的に楽しく学びたい方
本書は、アメリカの重要な歴史的瞬間を若い世代に伝えることを目的としています。教育的な内容をしっかりと維持しつつ、読みやすいスタイルが特徴です。教科書的な重厚さを持ちながらも、エンターテイメントとしても楽しむことが出来ます。こちらの記事で紹介しています。
オススメ②:大統領から読むアメリカ史
- Amazonレビュー:4.1
- 発売日:2023/4/26
- 著者:簑原俊洋(神戸大学大学院教授およびインド太平洋問題研究所理事長。日米関係、国際政治、安全保障、アメリカ外交を専門とする日系アメリカ人)
- こんな方にオススメ:大統領やそのリーダーシップ、政治史に興味のある方やアメリカの歴史を新たな視点で学びたい方
本書の魅力の一つは、大統領ごとに章が分かれている点です。これにより、特定の大統領や時代に関心のある読者でも、特定の部分だけを深掘りして読むことができます。リーダーシップのスタイルや時代ごとの政策の違いを理解することで、アメリカの発展の軌跡を追体験することができます。こちらの記事で紹介しています。
オススメ③:アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
- Amazonレビュー:4.4
- 発売日:2005/1/1
- 著者:村田薫(アメリカ文学を専門とする早稲田大学名誉教授)
- こんな方にオススメ:米国の基本的な歴史を効率よく学びたい方や英語も学習したい方
本書は、私が米国に留学する前に、英語の予備校の先生が紹介してくれた本です。米国のより基本的な歴史を効率よく学ぶことができ、かつ英語も学習できる書籍です。Kindle版がないのが残念ですが、英語の学習という観点では実際の書籍がフィットすると思います。こちらの記事で紹介しています。
まとめ
投稿者プロフィール
- 1988年生まれ。神奈川県出身。2011年に慶應義塾大学理工学部を卒業し不動産デベロッパーに入社。2017年より米国ピッツバーグ大学に留学。2019年にBeta Gamma Sigma (優秀な成績を収めた卒業生に送られる称号)で卒業しMBA取得。2019年以降米国不動産業に従事し、2021年以降ボストンを拠点にオフィスや賃貸住宅のアセットマネジメント業務に従事。
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